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2017/08/13 14:45
こんにちは、メリバ珈琲です。
近年シングルオリジンコーヒーという言葉をよく聞きませんか？はじめて聞いたという人も多いのではないでしょうか。
シングルオリジンとは、ひとつの源、つまり単一地域で採れた豆のことです。狭義に単一農場で採れた豆を指していうこともあります。したがってシングルオリジンコーヒーの名称は、主に国の名前を使って「ブラジル」「コロンビア」「グァテマラ」などと呼ぶことが多いです。
それに対してブレンドコーヒーは、豆の特徴に応じて複数種混ぜて味を立体的にさせたものです。
ではシングルとブレンド、どっちが美味しいの？？
近年生産者の氏名や顔写真の入った袋にパッケージされた野菜をよく見かけます。野菜がどのような場所でどのような生産者によって育てられたかわかり、消費者は安心して購入することができます。
コーヒー豆も同じように、どのような環境で採れたものかはっきりわかる単一農園で栽培されたコーヒーをそのまま味わることが出来るようになったということです。
ただし、コーヒー豆は消費者の手元に渡る前に大事な焙煎という作業を経ます。ここはロースターの腕の見せ所です。ロースターの技術如何で、同じ場所で同じように採れた豆でも大きく味が変化するのです。
コーヒー業界にサードウエーブの波が押し寄せ、シングルオリジンという名の普及とともにコーヒー愛飲者としては選択肢が増えて嬉しいことですが、ブレンドよりシングル！という風潮は、いささか疑問を感じているところです。
メリバ珈琲
